国内・海外ベルトは減収減益 三ツ星ベルトの4~12月期

2024年02月08日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルトの24年3月期第3四半期決算は、売上高が630億3600万円で同1・2%減、営業利益は62億2500万円で同14・5%減、経常利益75億4900万円で同5・9%減、四半期純利益は51億3300万円で同8・5%減となった。
 セグメント別にみると、国内ベルトの売上高は209億1000万円で同3・2%減、セグメント利益は62億2800万円で同12・7%減となった。自動車用ベルトは、ユーザーの半導体不足に起因する減産が解消され、生産が回復しており、前年同期を上回る傾向で推移し、売上高が増加した。
 一般産業用ベルトは24年7月の日本銀行券刷新を控え金融端末向けの受注が好調だったが、射出成形機、工作機械、ロボッ卜業界向けなどの落ち込みにより、売上高が減少した。
 搬送ベルトは、食品工場向け補修ベルト販売が好調に推移したが、半導体製造装置向けが低調であったため、売上高が減少した。合成樹脂素材は、前年同期と比較して大口物件が減少したことから、売上高が減少した。
 海外ベルトの売上高は331億5400万円で同4・4%減、セグメント利益は18億3900万円で同41・5%減となった。自動車用ベルトはアジアで市中の在庫調整の影響を受け補修市場への売上が低調だったが、中国、米国及び欧州で四輪車用の新規需要獲得により売上高が増加した。
 一般産業用ベルトはアジア、中国及び欧州で市中の在庫調整に加え市況が低迷したことで売上高が減少した。またOA機器用ベルトは顧客の減産により売上高が減少した。
 建設資材の売上高は50億5700万円で同42・2%増、セグメント利益は3億2600万円で同138・4%増となった。建築防水部門は、行動制限の緩和により改修工事の需要が回復し売上高が増加した。土木遮水部門は廃棄物処分場などの大型工事物件が噌加し、売上高が増加した。
 その他の売上高は39億1400万円で同1・8%減、セグメント利益は1億5500万円で同27・0%増。電子材料はデータセンタ向けの大口受注や新規顧客開拓により売上高は増加したが、全体では売上高は減少した。
 24年3月期通期の業績見通しは変更なく、売上高は845億円で前期比1・9%増、営業利益は91億円で同0・8%増、経常利益は93億円で同11・2%減、当期純利益は71億円で同0・4%増を見込む。

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