横浜ゴムのアドバン装着車 SUPER GTで優勝

2023年11月07日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは11月6日、同社のグローバルフラッグシップタイヤブランド「アドバン」装着車が2023年11月4日から5日にモビリティリゾートもてぎで開催された国内最高峰のツーリングカーレース「2023 AUTOBACS SUPER GT」シリーズ最終戦となる第8戦のGT300クラスで優勝したことを発表した。今年のGT300クラスでは多くのチームが「アドバン」レーシングタイヤを装着し、全8戦中4戦で優勝を収めた。
 最終戦で優勝したのはJLOCの「JLOCランボルギーニGT3(小暮卓史選手/元嶋佑弥選手)」。予選2位で迎えた決勝では、ファーストスティントを務めた元嶋選手が序盤にトップを奪い、小暮選手にバトンタッチ。レース中盤、2番手につけるマシンのプレッシャーを受ける接近戦に競り勝った小暮選手は、その後は徐々に後続車との間隔を広げてチェッカーフラッグを受け、小暮選手にとってはGT300クラス初優勝、元嶋選手にとっては「SUPER GT」初優勝となった。また、ヨコハマタイヤ勢ではほかにも「DOBOT Audi R8 LMS(片山義章選手/ロベルト・メリ・ムンタン選手)」が3位入賞し、今季3回目の表彰台を獲得した。
 横浜ゴムは2021年度から2023年度までの中期経営計画「ヨコハマ・トランスフォーメーション 2023(YX2023)」のタイヤ消費財事業において高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「アドバン」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「ジオランダー」、そして「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げている。その中で、モータースポーツ活動を技術開発および「アドバン」「ジオランダー」ブランド強化の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。

優勝したマシン

優勝したマシン

左から元嶋佑弥選手、小暮卓史選手

左から元嶋佑弥選手、小暮卓史選手

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