葛飾町工場物語に認定 扶桑ゴム工業、卓球用ラバー

2023年10月22日

ゴムタイムス社

  扶桑ゴム工業(東京都葛飾区、高橋聡社長)は、葛飾町工場物語の2023年度認定品として、同社の卓球用ラバーが認定された。葛飾町工場物語は、葛飾区の町工場から生み出される選りすぐりの製品、技術、加工技術を、葛飾ブランド「葛飾町工場物語」として認定し、葛飾区や東京商工会議所葛飾支部が認定製品の販売拡大を支援する。
 これまでに葛飾ゴム工業会を始め、会員企業からはウッドヴァリ(プリントデザインブーツ)、杉野ゴム化学工業所(間仕切りUFO)、内山ゴム製作所(極細ゴムチューブ)、精工パッキング(ビクトリア型による平抜き加工技術)、タグチゴム(ゴム製品の配合、金型設計、製造技術)が認定されている。
 葛飾区産業フェア開催期間中(10月21日)には、同フェア会場内において、2023年度の「葛飾町工場物語」の認定証授与式が行われ、扶桑ゴム工業など認定企業5社が出席した。認定式で高橋聡社長は「当社が製造する卓球用ラバーはかっては日本企業がトップに君臨していた。ただ、現在はドイツ企業に押され厳しい状況だ。今回の受賞をきっかけに再びトップを目指せるようがんばりたい」と受賞の喜びを語った。なお、10月20~22日に開かれた第39回葛飾区産業フェアでは、同ブランド認定企業としてブース出展し、来場者に卓球用ラバーを訴求した。

高橋聡社長

扶桑ゴム工業のブース

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