横浜ゴムのまごころ基金 海洋環境保全活動に寄付

2023年10月10日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは10月6日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が2023年9月、海洋の環境保全活動を行う一般社団法人「JEAN」に活動支援金を寄付したと発表した。
 同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は60万円となる。同団体への支援は2017年の支援開始から数えて5度目となる。
 「JEAN」は、日本で初めて「International Coastal Cleanup(ICC)、国際海岸クリーンアップ」に参加した有志によってスタートした環境NGOとなる。
 秋の「ICC」に加え、通年でクリーンアップを推進し、漂着・散乱ごみの調査結果の集計を行うほか、海洋ごみ問題の普及啓発のための講演活動や勉強会を開催している。
 同社はサステナビリティ経営における環境課題の3本柱のひとつに「自然との共生」を掲げており、生物多様性保全活動に取り組んでいる。
 「JEAN」の活動は「自然との共生」との親和性が高く、今回の支援にいたった。
 「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立した。
 同社グループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「YX2023」のサステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていく。

漂着ごみの調査の様子

漂着ごみの調査の様子

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