三菱ケミのBioPBS ティーバッグ製品パウチに採用

2023年09月21日

ゴムタイムス社

 三菱ケミカルは9月20日、同社グループの、植物由来の生分解性樹脂「BioPBS」が起立工商会社の茶葉ブランド「EN TEA」ティーバッグ製品のリニューアルパウチ(外袋)のシーラント層およびチャックに採用されたことを発表した。同リニューアル品は2023年9月20日より販売開始される。
 BioPBSは植物由来の生分解性樹脂で、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解される。低温ヒートシール性や柔軟性に優れており、食品などの包装材として採用が広がっている。
 EN TEAは、とりまくヒトやコトの調和がとれた「美しい茶」をコンセプトに、全国から仕入れた厳選素材から茶の生産加工・開発を行っている茶葉ブランド。同リニューアル品には外袋のシーラント層やチャックのほか、バリア層や接着剤、またティーバッグにも生分解性素材が使用されている。
 同社グループは、革新的なソリューションを提供するスペシャリティマテリアルグループとして、これからもBioPBSの展開を通じ高付加価値な製品を提供するとともに、サステナブルな社会の実現に貢献していく。

エン・ティーのティ ーバッグ製品

エン・ティーのティ ーバッグ製品

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