グッドイヤー、創立125年 マレーシアイベントでタイヤ技術発表

2023年09月20日

ゴムタイムス社

 グッドイヤーは9月12日、「グッドイヤー125年の歩み」をテーマとするアジア・パシフィック地域のイベントを開催し、同地域に向けたプレミアム商品の発表をしたことを発表した。同社はまた、これまで業界をリードしてきた125年の技術革新を強調し、今後、さらなる持続可能な「Better Future(ベター フューチャー)」へのコミットメントの強化を発表した。
 同社アジア・太平洋地域社長のナサニエル・マダラン氏、同コンシューマー・タイヤ担当副社長のピエトロ・サレッタ氏、同商品開発・品質担当副社長のグレッグ・ハンナ氏の3名が登壇したこのイベントには、アジア・パシフィック地域の主要取引会社から約300人と100人の報道関係者が招待された。
 同社はその125年の歴史の中で、世界中のユーザーの様々なニーズに応えるため、継続的にマルチブランドの商品ラインアップを展開してきた。
 今回発表された新商品は、ラグジュアリー スポーツ系タイヤの「イーグル エフワン アシメトリックシックス」、プレミアム4×4オフロードタイヤの「ラングラー デュラトラック アールティー」、「エレクトリックドライブ」、ミッドパッセンジャー向けの「アシュアランス マックスガード」の4商品。同社の先進技術を駆使して開発されたこれらの新商品は、ユーザーに究極のドライビング体験を提供するだけでなく、アジア・パシフィック地域における同社の商品ラインアップをさらに充実させる。
 今回のイベントでは、主要取引先の顧客と報道関係者をサーキットに招待し、これら4つの新商品の優れた性能を体感して頂いた。
 イベントでは、未来のモビリティ社会を創る同社の優れたソリューションとサービスを体感できるインタラクティブな展示を試み、同社が目指す「ベター フューチャー」へのコミットメントを強調した。同社は、先進的なエネルギー効率、安全性、タイヤの長寿命化、快適性、利便性、デジタルベースのソリューションに取り組んでいる。また、2030年までに100%サステナブルな素材でメンテナンスフリーのタイヤを開発するという目標を強調し、このイベントで、90%サステナブルな素材のデモタイヤを展示した。
 同社のタイヤは世界の主要自動車メーカーから信頼を得ており、純正装着として採用されている。この次の125年に向けて、同社はユーザーと地域社会に長期的なビジョンを提供し、将来のより良いモビリティ社会の実現を再確認した。

イベントでの様子

イベントでの様子

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