ポバール興業の24年３月期第１四半期連結決算は、売上高が８億９８００万円で前年同期比３・７％減、営業利益は５４０００万円で同50・４％減、経常利益は５５００万円で同51・８％減、四半期純利益は６００万円で同91・３％減となった。
セグメント別では、総合接着・樹脂加工の売上高は６億８７００万円で同12・0％減となった。ベルト関連製品は、主に自動車・鉄鋼業界を中心に受注が底堅く推移した。研磨関連製品は、ディスプレイ業界向けの研磨部材が減少した。
特殊設計機械の売上高は２億１１００万円で同38・９％増となった。特殊設計機械事業においては、資材高騰による設備投資の鈍化が見られるものの、食品向け機械の販売が堅調に推移した。
通期の連結業績予想は前回発表から修正はなく、売上高が36億２３００万円で前期比１・６％増、営業利益が３億８１００万円で同３・５％増、経常利益が４億１０００万円で同７・１％増、当期純利益が２億３８００万円で同６・７％減を見込んでいる。
