ポリマーTECH Vol.17

2023年05月12日

ゴムタイムス社

ゴム・プラスチックの技術専門誌

『ポリマーTECH』は、年4回の季刊発行で、業界専門紙が持つネットワークを活かしたテーマ別の特集をはじめ、技術者インタビュー、活躍する理系女子、最新技術・製品の紹介、ゴム・プラスチック業界に従事する方に役立つコラムなど、ゴム・プラスチックの業界の変化を捉えた情報をお届けいたします。
 ゴム・プラスチックの技術開発に携わる方ばかりでなく、販売や営業に携わる皆様が最新の技術動向への理解を深めるための一冊としてもご活用いただける技術雑誌となっております。
 ゴム・プラスチック業界の発展に向け、新しい取り組みのヒントになる情報を発信してまいります。

  • 判型:B5判91頁
  • 価格:本体2800円+税
  • 送料:350円+税
  • 定期購読:価格11000円(年4回発行)+税
    ※送料は4回分の送料(200円+税×4回)が別途かかります。
  • 発売日:2023年5月
  • 著者:ゴムタイムス社編
  • ISBN:978-4-908565-40-3

特集1 ゴム材料を活用したサステナブルな環境配慮製品への取り組み

◎バイオエタノールからのブタジエン生成とそのタイヤ用ゴムへの応用
 横浜ゴム(株)日座操
 ゴム製品を組成する各材料の安全性には十分に気を使わなくてはならない。特に有機ゴム薬品については懸念される物質もあり、本稿では安全衛生面に関する情報の入手や対処方法についての概要を説明する。

◎天然ゴムの生合成機構解明と新奇バイオポリイソプレノイド合成
 住友ゴム工業(株) 宮城ゆき乃 山口晴彦
 天然ゴムの持続可能性と安定供給に対して、様々な取り組みがなされている。本稿では、天然ゴムの生合成機構解明に関する研究と、その成果を活用した新しいバイオポリイソプレノイドの合成について紹介する。

◎ボロン酸で架橋された炭化水素ポリマーの精密合成
 広島大学大学院 田中亮
 近年の高分子化学においては、特にボロン酸の動的架橋としての利用が活発に研究されている。ここでは、ボロン酸で架橋されたポリプロピレンやスチレン- ブタジエンゴムなどの炭化水素ポリマーの合成法の開発に関する最近の事例について紹介する。

◎セルロースナノファイバー(CNF) を複合した天然ゴム(NR) 素材
 王子ホールディングス(株) 岸健太郎
 近年の環境問題への対応強化に伴い、再生可能なバイオマス材料を活用する取り組みが盛んに行われている。本稿では、共にバイオマス素材であるセルロースナノファイバーと天然ゴムの複合素材について紹介する。

◎環境配慮型ゴム補強繊維
 帝人フロンティア(株) 鈴木芳史
 当社では環境戦略「THINK ECO」のもと、環境負荷低減に寄与する技術開発、製品サービスの提供に取り組んでいる。本稿では、ゴムの機能性付与に欠かせない補強繊維の環境負荷低減技術について、素材および接着剤の両面から紹介する。

特設コラム
プラスチックのリサイクルの推進と海洋プラスチック問題
前日本プラスチック工業連盟 岸村小太郎

トヨタ自動車に見るものづくり変革の状況
①草創期(1960 ~ 70 年代) のトヨタ自動車デザイン部門のクルマ開発状況
(株)武藤技術研究所 武藤 一夫

Interview
活躍するリケジョ 日本ゼオン㈱ 小池清香
団体インタビュー
全日本プラスチックリサイクル工業会 石塚勝一会長 

連載
あれこれ中国滞在記④…本物、偽物、それぞれの価値…
ゴム薬品コンサルタント 太智重光

リレー連載【異種材料接合技術④】金属/ 樹脂異種材料接合技術NMTR
大成プラス(株) 山口嘉寛

データ
9月・10月・11月のプラスチック統計
プラスチック製品生産・出荷・在庫/プラスチック原材料生産・出荷・在庫統計/プラスチック製品生産品目別消費内訳/カセイソーダ生産・出荷・在庫/可塑剤需給実績/プラスチック加工機械生産実績/エチレン用輸入ナフサ通関実績/エチレン換算輸出入実績/プラスチック・ゴム加工機械輸出入実績/PSP出荷実績/PVC・VCM生産・出荷実績/主要石油化学製品生産実績/MMA生産・出荷・在庫実績/プラスチック・ゴム金型生産・出荷実績/酢ビモノマー・ポバール需給実績/ABS樹脂出荷実績/ポリプロピレンフィルム出荷実績/エチレン生産速報/ポリオレフィンフィルム出荷状況
9月・10月・11月のゴム統計
ゴム製品生産・出荷金額/自動車タイヤ・チューブ生産、出荷、在庫実績/主要ゴム製品輸入金額/主要ゴム製品輸出出荷金額/輸入ナフサ価格の月別推移/合成ゴムの生産実績/ゴムホース生産実績/再生ゴム出荷金額の推移/カーボンブラック品種別実績/有機ゴム薬品出荷量の推移/ゴムベルト生産実績/樹脂ベルト生産実績

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