フッ素ゴムは大幅増収 ダイキン工業の23年3月期

2023年05月11日

ゴムタイムス社

 ダイキン工業の2023年3月期連結決算は、売上高が3兆9815億7800万円で前期比28・1%増、営業利益が3770億3200万円で同19・2%増、経常利益が3662億4500万円で同11・8%増、当期純利益が2577億5400万円で同18・4%増となった。
 化学事業の売上高は2634億1600万円で同24・0%増、営業利益は454億1100万円で同66・3%増となった。フッ素化学製品全体の販売は、半導体・自動車分野を中心に広範囲での堅調な需要に加え、原材料市況高騰を背景とする価格政策を実施したことにより、売上高は前期を大きく上回った。
 フッ素樹脂は、世界的な半導体・自動車関連需要の堅調な推移に伴い、売上高は前期を大きく上回った。また、フッ素ゴムについても、自動車関連を中心に需要が堅調であること、原材料市況高騰を背景とした価格政策を実施したことにより、売上高は前期を大きく上回った。
 化成品のうち、表面防汚コーティング剤や撥水撥油剤の需要に停滞が見られたものの、半導体向けエッチング剤などの需要が堅調に推移したことにより、化成品全体の売上高は前期を上回った。
 フルオロカーボンガスについては、原材料市況高騰に対応した価格政策の実施に努め、売上高は前期を大きく上回った。
 2024年3月期の通期予想は、売上高は4兆1000億円で前期比3・0%増、営業利益は4000億円で同6・1%増、経常利益は3800億円で同3・8%増、当期純利益は2640億円で同2・4%増を見込んでいる。

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