原燃料価格高騰で増収減益 東ソーの4~12月期 

2023年02月07日

ゴムタイムス社

 東ソーの23年3月期第3四半期連結決算は、売上高が7945億8600万円で前年同期比18・7%増、営業利益が589億円で同44・9%減、経常利益が723億200万円で同37・1%減、四半期純利益が463億1400万円で同40・2%減となった。売上は、ナフサ等の原燃料価格の上昇による販売価格の上昇や円安進行により増収。営業利益は、ナフサや石炭等の原燃料高の影響が販売価格上昇の影響を上回ったことでの交易条件の悪化により減益となった。
 セグメントのうち、石油化学事業の売上高は1600億円で同18・2%増、営業利益は106億円で同17・0%減となった。製品では、エチレン、プロピレン及びキュメンは、定修年による生産量の減少に伴い出荷が減少した。また、ナフサ価格の上昇を反映してエチレン及びプロピレンの販売価格は上昇した。円安の進行によりキュメンの販売価格は上昇した。ポリエチレン樹脂は、国内輸出ともに出荷が減少したが、ナフサ価格及び海外市況の上昇を反映して販売価格は上昇した。クロロプレンゴムは、国内輸出ともに出荷が減少したが、需給のひっ迫や原材料価格高騰を背景に販売価格は上昇した。
 23年3月期通期業績予想は、前回発表から変更はなく、通期売上高は1兆1100億円で前期比20・8%増、営業利益は830億円で同42・4%減、経常利益は1020億円で同36・4%減、当期純利益は660億円で同38・9%増を見込んでいる。

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