中国事業の構造改⾰に着手 GSIクレオス収益向上へ

2022年11月29日

ゴムタイムス社

 GSIクレオスは11月28日、中国における事業体制を整備・強化し、収益の安定確保と収益性の向上を図るため、中国事業の構造改⾰に着⼿することを発表した。

 同社は1961年に⽇中友好商社に指定され、いち早く中国とのビジネスをスタートした。その後、1999年に中国上海市に現地法⼈を設⽴したのを⽪切りに、拠点の拡充、効果的な⼈材投⼊や設備投資などを進め、パートナー企業との連携を深めることで、中国における事業基盤を発展させてきた。現在、同社は同国内に9カ所の拠点を構えているものの、事業の発展とともに各拠点の機能が⼀部重複し始めているため、経営における経済性、効率性の視点から事業体制を⾒直す必要が⽣じている。加えて、昨今の⽶中摩擦などに起因する事業環境の変化への対応が急務であるとしている。

 同社はこれら課題の解決にむけ、中国での事業体制を抜本的に⾒直し、再構築することとした。各拠点や各組織を統廃合し、急速に変化する事業環境への機動的かつ的確な対応を可能にする体制とすることで、収益の維持向上に努めていく。

 同社は2022年度中を⽬途に、下記のとおり各拠点の統廃合を⾏う。①GSIクレオス上海事務所の閉鎖。同事務所が担うマーケティング機能をGSI中国社へ移管することにより、市場情報の把握と営業活動の結びつきをより⼀層強め、同社を中⼼とした販売ネットワークの整備・強化に取り組む。②GSI中国社北京分公司の機能の⾒直し。中国ホビー事業の最重要拠点と位置付け、⼈材の増強や事業関連情報の集約化を図り、営業体制を強化する。③GSI中国社が平湖科⽴思紡織有限公司を吸収合併。主にソックス⽤⽷の染⾊・加⼯を⾏う平湖科⽴思紡織有限公司の⼈員と機能をGSI中国社平湖分公司に集約し、⽣産効率の向上と経費削減による収益性の改善を図る。

 同社は今後、「半導体関連事業の拡⼤」「⾃社ブランド『MR.HOBBY』の販路拡⼤」「その他⼯業製品の拡販」「インナー事業の拡⼤」「ソックス事業の収益⼒向上」など、新体制のもとで事業を展開・発展させていくとしている。

 

構造改⾰の概要図

構造改⾰の概要図

 

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