ミシュラン、JALと契約 独占タイヤサプライヤーに

2022年11月21日

ゴムタイムス社

 日本ミシュランタイヤは11月17日、日本航空(JAL)が2023年度から導入するエアバス社の新型旅客機「A350―1000」の5年間にわたる独占タイヤサプライヤーに選ばれたと発表した。

 同社がJALの独占タイヤサプライヤーとして契約締結するのは今回が初めてで、JALが国際線の主力機材として位置づける「A350―1000」全機に、ミシュランの航空機用ラジアルタイヤ「MICHELIN Air X(ミシュラン エア エックス)」およびリトレッドタイヤが装備される。

 MICHELIN Air Xには、一般的なラジアルタイヤと、ミシュラン独自の最新技術NZG(ニアゼログロース)テクノロジー注を採用したラジアルタイヤがあり、ともに長寿命でタイヤ交換回数を低減し、タイヤ重量の低減による燃費向上と環境負荷の低減を実現している。JALのA350―1000型機に装備されるMICHELIN Air Xは、NZGテクノロジーを採用し、一般的なラジアルタイヤを上回る軽量化により、さらなる燃費の改善につなげることができる。また、タイヤ交換回数が減ることで、運航にかかる費用や時間も低減される。

 須藤元同社代表取締役社長は、「JALの厳格な選定プロセスを経て、今後5年間のA350―1000型機向け独占タイヤサプライヤーに選ばれたことを大変誇りに思う。ミシュランの航空機用タイヤは、繰り返される着陸や極限状態でも高い安全性を保証し、特に新世代の航空機に最適といえる。軽量で、燃料を大幅に節約でき、航空の持続可能性をさらに高めることができる。また、複数回のリトレッドを行うことで、省資源とCO2排出削減にも貢献する。JALとの協働により循環型社会に貢献していく」と述べている。

 また、松岡俊彦JALエンジニアリング部品サービスセンター長は、「ミシュランタイヤが駆使する最新技術による耐久性と耐損傷性の向上により、航空機運航の安全性を確保しながら、運航コストの低減につながることが、当社が新規に導入するA350―1000型機にMICHELIN Air Xを採用した決め手となった」とコメントしている。

 

MICHELIN Air X①

MICHELIN Air X①

MICHELIN Air X②

MICHELIN Air X②

MICHELIN Air X③

MICHELIN Air X③

 

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