日精樹脂工業の23年３月期第２四半期連結決算は、売上高が２４９億７７００万円で前年同期比20・０％増、営業利益は16億１００万円で同30・９％増、経常利益は17億７００万円で同42・４％増、四半期純利益は12億５９００万円で同20・５％減。主力である射出成形機の需要が堅調に推移した。
製品別の売上高は、射出成形機売上高が１９１億５７００万円で同20・２％増、周辺機器売上高が９億８００万円で同８・０％増、部品売上高が38億５８００万円で同25・２％増、金型等売上高が10億５２００万円で同10・１％増となった。
セグメント別では、日本は、売上高が77億１１００万円で同７・０％増、セグメント利益は17億３４００万円で同１８７・２％増となった。自動車関連および工業部品関連からの需要が堅調だった。
欧米地域は、売上高が１２０億７１００万円で同70・０％増、セグメント利益は３億７５００万円で同56・０％増となった。自動車関連の需要が好調だった。
アジア地域は、売上高（外部売上高）が51億９４００万円で同20・２％減、セグメント利益は７０００万円で同79・３％減となった。中国の都市封鎖により需要が停滞した。
23年３月期の通期予想は、売上高は５１０億円で前期比４・７％増、営業利益は30億円で同16・４％増、経常利益は31億円で同５・４％増、当期純利益が19億円で同29・１％減を見込んでいる。
