増収も営業損失3億円 積水化成品の4~9月期

2022年11月02日

ゴムタイムス社

 積水化成品工業の2023年3月期第2四半期決算は、売上高が609億1700万円で前年同期比2・5%増、営業損失は3億1200万円(前年同期は6億5300万円の利益)、経常利益は7300万円で同90・2%減、四半期純損失は3億4500万円(同3億3600万円の利益)となった。
 ヒューマンライフ分野の売上高は256億4400万円で同7・8%増、セグメント利益は6億6700万円で同56・9%減。住環境・エネルギー領域は、土木用途は工事物件の進捗遅れなどが影響し低調だったが、建材用途は好調に推移した。主力製品の「エスレンシート」(発泡ポリスチレンシート)の売上数量は、テイクアウト容器用途の需要は堅調ながら、スーパーなどの生鮮食品容器用途等には落ち着きが見られ、即席麺用途も減少となり、全体では昨年より減少した。
 インダストリー分野の売上高は352億7300万円で同1・0%減、セグメント損失は3億4200万円(同5億6300万円の損失)となった。モビリティ領域は、部品梱包材用途での伸長が継続したものの、自動車部材用途では世界各国での半導体をはじめとした部品不足による自動車メーカーの減産と中国各地でのロックダウンの影響を受けた。医療・健康領域では、「エラスティル」(熱可塑性エラストマー発泡体)は、ランニングシューズミッドソールから、他用途のシューズへの拡大展開により好調だった。
 通期の連結業績予想は、売上高が1250億円で同6・3%増、営業利益が9億5000万円で同35・1%減、経常利益が10億8000万円で同23・0%減、純利益は1億円を見込んでいる。

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