ゴム事業はライニング好調 昭和HDの4~6月期

2022年08月18日

ゴムタイムス社

 昭和ホールディングスの23年3月期第1四半期決算は、売上高は19億8200万円で前年同期比36・9%減、営業利益は2400万円(前年同期は11億1000万円の営業損失)、経常利益は9000万円の経常損失(前年同期は1億4900万円の経常損失)、四半期純利益は9500万円の純損失(前年同期は1億3100万円の純損失)となった。
 セグメントのうち、ゴム事業の売上高は3億9432万5000円で同20・8%増、セグメント利益は3241万3000円(前年同期はセグメント損失2972万7000円)となった。
 ゴム事業を取り巻く環境では、電気代金、燃料費、原料高などの影響を大きく受けたものの、ゴムライニングが好調であったことから増収増益となった。
 22年3月期の連結業績予想については、同社グループを取り巻く事業環境は常に大きく変化しており、連結子会社等が進出している各国の状況を詳細に精査・検討を行う必要があり、現時点では適切な予想をすることが困難なことから、業績予想の公表を差し控えている。

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