東ソー、CR生産増強へ 2万t超規模の能増を検討

2022年08月17日

ゴムタイムス社

 東ソーは8月10日、都内で桒田守社長ら出席して会見を開き、新中期経営計画(22年度~24年度)ならびに2030年度までの中長期経営方針を発表した。

 新中計では、24年度売上高が1兆1600億円(21年度実績9186億円)、営業利益が1500億円(同1440億円)、営業利益率が10%以上(同15・7%)を目指す。脱炭素化への進展が見込まれるなか、新中計ではコモディティとスペシャリティのハイブリッド経営を基本としつつも、「業績安定のためにはスペシャリティ事業の収益拡大が急務になる」(桒田社長)。スペシャリティ事業では能増投資や成長分野へ経営資源を重点配分、新規事業の育成などを通じて収益基盤を強化していく。
 スペシャリティ事業に含まれるCR(クロロプレンゴム)では、新系列増設

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