プラスチック添加剤特集 加藤産商 バイオマス添加剤「ONEバイオ」拡販へ イチネンケミカルズと共同開発

2022年06月28日

ゴムタイムス社

 ゴム関連商社の加藤産商(東京都中央区、加藤進一社長)は、イチネンケミカルズ(東京都港区、黒田雄彦社長)と共同開発したプラスチック用バイオマス添加剤「ONEバイオ B―001」の拡販に注力している。

 植物由来原料のバイオマスプラスチックは、プラスチックによる環境問題の解決法として近年注目を集めるが、石化燃料由来プラスチックに比べて高価でかつ機械的強度も劣る場合が多いため、普及が進んでいない現状がある。そこで同社は20年の秋ごろからイチネンケミカルズとの共同研究で、石化由来燃料プラスチックの性能を維持しつつ、植物由来プラスチックの効果を与えるバイオマス添加剤の開発を始め、21年5月に

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