プラスチック機械特集 日精樹脂工業 熱硬化性樹脂に特化した新機械 EVシフトの動きに対応へ

2022年05月30日

ゴムタイムス社

 今年で創業75周年を迎える日精樹脂工業(長野県埴科郡、依田穂積社長)。

 21年度を振り返ると、射出成形機の需要は自動車や医療関連向けなどが好調だった。その結果、売上高は487億3100万円で前期比17.1%増となり、2年連続で400億円を超え、過去最高を更新した。

 国別のセグメントで見ると、日本は自動車関連などの需要が堅調だった。米国では自動車関連と医療関連、住設関連の動きが良く「コロナ禍で巣籠もり需要があった」(同社)という。中国を含めたアジア地域については、スマートフォンなどのIT関連を中心に需要が堅調に推移したほか、自動車関連や医療関連の動きも好調だった。ただ、全体的に第4四半期から部材不足の影響が出はじめた状況だ。

 国内外の売上げ比率は国内

 

全文:約1190文字

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー