横浜ゴムが策定 「横浜ゴムグループ人権方針」

2022年05月11日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは5月9日、国際連合の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、4月28日に「横浜ゴムグループ人権方針」を策定したと発表した。

 同社グループは、グローバルな事業活動を推進していくうえでの指針として国際連合の「グローバル・コンパクト4分野(人権・労働・環境・腐敗防止)10原則」などをグループ全体で共有するとともに、同社の影響力の範囲を考慮しながら人権を尊重する責任を果たすことが重要と考え、「横浜ゴムグループ行動指針」の第1項に「社内外を問わず人権を尊重する」を掲げ、グループ一丸となって人権を尊重した行動に努めている。

 「横浜ゴムグループ人権方針」は、グローバルな事業活動をさらに加速する中で人権尊重への認識を改めてグループで共有し、人権を尊重した取り組みをより一層強化していくために策定された。

 同社グループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「YX2023」のESG経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、広く社会から信頼される企業として持続可能な社会の実現に貢献するため、同方針に基づき、事業活動の基本としてグループ全体で人権尊重の取り組みを実践していくとしている。

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