新入社員の新しい感性に期待 三ツ星ベルトが入社式開催

2022年04月06日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルトは4月1日、2022年度入社式を開催し、池田浩社長がにあいさつを行った。

 池田社長は 「当社は1919年にこの神戶の地で創業し、今年で103年を迎える。社名の通り、創業時より、工業用ベルトの開発、製造に取り組み、今では、この分野においては世界をリードする存在になることができたが、現在では更に、金属製品や、樹脂製品、建設資材、電子材料など、幅広くあらゆる業種を対象とした、生産財のメーカーへと飛躍している」と同社の現状について語り、「現在われわれが置かれている状況は、一昨年から始まったコロナウイルス感染の影響や、米中摩擦、脱炭素社会への取り組み、又、ロシアによるウクライナへの侵攻は最たる例だが、社会情勢は大変不安定で、又、産業界においては自動車のEV化など、産業構造が新たな局面を迎えている」と現在の社会情勢について触れた後、今後の同社の進むべき展望について明かした。「このような環境の中で、変化にぶれない強い会社であり、50年後、100年後も持続可能な会社であり続けるには、当社が掲げている「人を想い、地球を想う」と言う基本理念を大切にして、事業活動を通じて、社会から必要とされる会社でなければならないと、私は思う」としたうえで、「今現在、私たちが想像できないくらい、ものすごく速いスピードで社会構造が変化している。ネット社会の進展、自動運転、キャッシュレス化など例をあげたらキリがない。このような社会で生き抜き、持続可能な会社として生き残るにはこの変化のスピードに後れをとらないように、日々会社も変わっていかなければならない。過去の成功体験にとらわれず、事業運営や技術開発においても、大きな変革が求められる。これらをやり遂げるには、本日入社し、私たちの仲間になられた、皆さんの新しい感性や発想、そして皆さんの新しい風を、吹き込んでもらうことが必要だ」と、新入社員に期待を込めた。
 次に「これから人事部の主導で、各研修のプログラムがはじまる。営業、間接、工場での実習では、先輩社員の指導を受けることになるが、実際の現場では、わからないことがたくさんあると思う。はじめての現場なので、何もわからなくて当然だ。わからない事があれば先輩や上司にどんどん質問してほしい」と、新入社員に質問をするよう呼びかけた。

 また、池田社長は社会人の先輩として、7つのアドバイスを新入

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