PPAモデルの契約締結 東ソー・セラミックス

2022年03月07日

ゴムタイムス社

 東ソーグループの東ソー・セラミックスは3月3日、同社と日本海ガス絆ホールディングスグループの日本海ガスが、太陽光発電システム第三者所有モデル(PPAモデル)の契約を締結し、富山市内にて運用を開始したと発表した。

 同社は太陽光発電電力を富山工場内で自家消費することで、再生可能エネルギーの地産地消に貢献する。将来的に太陽光発電システムを増設していくことで、2030年、2050年に向けた段階的なCO2削減計画に対応していくことができる。日本海ガスは太陽光発電システムを所有し、発電電力を供給する。

 東ソーグループ、日本海ガス絆ホールディングスグループは、再生可能エネルギーの導入・普及などを通じ、気候変動への対応を推進し、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。

 第三者所有モデル(PPAモデル)とは、電力使用者(東ソー・セラミックス)が提供する敷地や屋根などのスペースに、太陽光発電設備の所有・管理を行うPPA事業者(日本海ガス)が発電システムを設置し、そこで発電された電力を電力使用者へ供給する契約形態のことで、電力使用者は、再生可能エネルギー発電設備を初期費用0円で導入することが可能となる。

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