ビッグスクーター用タイヤ発売 住友ゴムのスクートスマート2

2022年01月07日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は1月6日、ビッグスクーター向けプレミアムタイヤのダンロップ「スクートスマート2」を3月1日から発売すると発表した。発売サイズはフロント9サイズ、リア5サイズで、価格はオープン価格。

 「スクートスマート2」は、雨の日でも安心して走行できるよう、グリップ性能と乗り心地を追求したスクーター用タイヤとなっている。スクーター用タイヤは、天候に関わらず、通勤、通学、買い物、ツーリングまでさまざまな用途で使用される。毎日が楽しく、安心して走行できるタイヤを目指し、新パターンやシリカコンパウンドなどを採用することで、従来品からウエット性能、ライフ性能、乗り心地性能を向上させた。

 商品の特長として、以下の3点が挙げられる。1点目の「ウエット性能を向上させながらロングライフを実現」では、摩耗シミュレーションによってグルーブの配置を最適化することで、ロングライフを実現させた。フロントではセンターからショルダーまで貫く太くて長いロングラテラルグルーブとセンターグルーブを設け、効率的に排水することでウエット性能を向上させている。また、フレックスサイプを配置することでトレッド剛性を最適化し、旋回時の接地感を向上させている。さらに、同社で初めてスクーター用タイヤにシリカコンパウンドを採用し、微粒子シリカ配合により細かい路面の凹凸に追従することで、ウエットブレーキ性能を向上させた。

 2点目の「ツーリングでも疲れにくいハンドリングを実現」では、トレッド断面の曲率半径が均一なシングルRプロファイルを採用することで、車体のバンク角が変化しても接地面の形状変化を抑制し、スムーズな旋回特性を実現させた。リアでは前後のロールバランスを最適化することで、素直なハンドリングを実現させている。

 3点目の「快適な乗り心地を実現」では、トレッドよりもやわらかいサイドウォール専用コンパウンドを採用することで、サイド部のたわみを最適化し、特に旋回時の乗り心地を向上させた。また、強くてしなやかなポリエステルカーカスを採用することで、スムーズなハンドリングを実現させている。

 

スクートスマート2

スクートスマート2

スクートスマート2ロゴ

スクートスマート2ロゴ

 

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