年頭所感 ブリヂストン 石橋秀一グローバルCEO

2022年01月07日

ゴムタイムス社

 2022年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 ブリヂストングループは、昨年2021年は、COVID-19 感染拡大がグローバル経済や、我々一人ひとりの生活にも大きな影響を与える中、危機管理を継続しながら、2月に発表した中期事業計画(2021-2023)に沿って、「稼ぐ力の再構築」と「戦略的成長投資」を着実に実行し、“強い”ブリヂストンへの変革を推し進めてきました。 

 2022年は、原材料・海上運賃・エネルギー費などの高騰に加え、北米を中心とした労働力不足の継続など、見込まれる事業環境の変化に迅速に対応しながら、変化をチャンスに変え、変革を続けていきます。コア事業であるタイヤ事業においては、断トツ商品を創って売る、プレミアムビジネス戦略を強化すると共に、ソリューション事業のグローバル展開加速や小売・サービス事業の拡充など、戦略的成長投資も継続し、将来への布石も打ってまいります。
 
 また、サステナビリティを経営の中核に据え、バリューチェーン全体でカーボンニュートラル化、サーキュラーエコノミーへの取り組みと、ビジネスモデルを連動させるサステナビリティビジネス構想の実現へ向けても、タイヤを原材料に「戻す」リサイクル事業の技術の探索推進など、積極的な取り組みを続けます。2022年も実行と結果に拘り、攻めと挑戦の姿勢で中期事業計画(2021-2023)の達成へ向け加速していきます。
 
 ブリヂストングループは、社会価値と顧客価値の創出を両立し、競争優位を獲得することで、サステナブルなソリューションカンパニーへと進化していきます。 

 本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 

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