健康経営と行動指針を制定 日本ゼオン、中計ビジョンで

2021年10月04日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンは10月1日、「健康経営宣言」ならびに「Well―being のための行動指針」を制定したと発表した。同社の中期経営計画のビジョン「社会の期待と社員の意欲に応える会社」は、Well―being(心身も社会的にも良好で満足した生活を送る)と Freedom(より多くの選択肢)実現の上に創り上げられている。
 同社は健康経営をWell―beingとFreedomを全ての従業員に実現するための重要な経営戦略と位置づけ、心身の健康保持と増進に加え、公私ともに良好な日常生活を自ら整えるための選択肢を提供していく。
 健康経営宣言については、「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」という同社の企業理念(使命)は、ゼオングループで働くひとり一人が能力を発揮し、いきいきと活躍し続けることによって体現される。同社は「持続可能な地球」と「安心で快適な人々のくらしの実現」に貢献し続けるために、社員が家族や仲間とともに、心身ともに健やかで、幸せな気持ちでやりがいのある仕事に取り組むことができる環境を整備していく。
 Well―beingのための行動指針『わたしが幸せでいるために』に関しては、一、自ら健やかで幸せに、力を発揮して働くことに自覚を持ち、主体的に取り組む。一、定期健康診断により自分の健康状態を把握し、適切なフィードバックや指導を受ける。一、良い睡眠や良い食事はとれているか︖と自分の日常を認識し、状態変化に早めに気づいてセルフケアをする。一、自分を取り巻く環境に注意を払い、日頃から安全で心地よい環境に改善する。一、いざという時に自分をサポートしてくれる周囲のリソースを把握する。

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