豊田合成、40億円投資 米工場で内外装部品を強化

2021年09月14日

ゴムタイムス社

 豊田合成は9月13日、米国子会社のTGミズーリの生産能力を強化すると発表した。重点市場である北米での自動車部品の生産体制の強化が狙い。投資額は約40億円で、最新の省エネ設備を導入し、環境にも配慮したモノづくりを推進していく。
 TGミズーリはペリビル工場(本社工場)、インディアナ工場、ミシシッピ工場を展開している。
 同社では、ラジエータグリルなどの内外装部品の販売拡大に対応するため、ペリビル工場を拡張したほか、インディアナ工場で新たに建屋を購入し、成形機や塗装設備などを導入する。
 ペリビル工場は建屋面積を約11万8000m2から約12万m2に拡張するほか、インディアナ工場は土地面積を約6万4000m2から約10万2000m2へ、建屋面積を約1万6000m2から約2万6000m2へそれぞれ拡張する。

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