NV200バネットに装着 ブリヂストンのエコピア

2021年08月25日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは8月23日、日産自動車が2021年7月13日に発売した「NV200バネット」の新車装着用タイヤとして、「エコピアR680」を納入すると発表した。タイヤサイズはフロントが165・80R14・91・90N、リアが165・80R14・97・95N。

 日産自動車の「NV200バネット」は、ビジネスシーンや、デイリーユース、そしてレジャーユースなど幅広いシーンにおいて、その使い勝手の良さなどが好評の車となっている。今回全車にエンジンの改良を施し、2WDにはCVTを採用するとともに、「アイドリングストップ」機能を追加したことで燃費性能を改善するなど、一部仕様が向上されている。

 これまで同社は、日産自動車との長年にわたる共創において、日産自動車が様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。今回、「NV200バネット」に装着される「エコピアR680」は、サステナビリティ、モビリティの進化を見据えた同社の「断トツ商品」の一つで、新トレッドゴムと、タイヤ骨格部に転がり抵抗を低減する材料を採用することで、低燃費性能と摩耗ライフを向上している。さらに、内部構造の最適化により、乗り心地と運動性能の両立も実現している。

 同社グループは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとして掲げ、中期事業計画(2021―2023)を推進している。その中で、コア事業であるタイヤ事業の更なる強化に向けて、EV向けタイヤなど、サステナビリティ、モビリティの進化を見据えた「断トツ商品」の開発を積極的に進めている。同社は、今後も様々な車種の性能・魅力を最大限に引き出す新車装着タイヤの開発を通じて、安心・安全で快適な、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していくとしている。

 

エコピアR680

エコピアR680

 

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