コンパウンドは15%増収 日東化工の4~6月期

2021年07月29日

ゴムタイムス社

 日東化工の22年3月期第1四半期決算は、売上高は8億3100万円で前年同期比11・4%増、営業利益は2300万円(前年同期は1900万円の営業損失)、経常利益は4800万円(前年同期は1000万円の経常損失)、四半期純利益は3500万円(前年同期は1000万円の四半期純損失)となった。
 セグメント別では、コンパウンド事業の売上高は4億8100万円で同15・6%増となった。ゴムコンパウンド、高機能樹脂コンパウンドにおける自動車関連を中心とした受注の回復に加え、樹脂洗浄剤スーパークリーンや導電性樹脂ECXにおいても売上が回復し、コンパウンド事業全体として前年同期を上回る売上となった。
 ゴム加工事業の売上高は3億4400万円で同6・2%増となった。ゴムマットでの売上高は前年同期並みとなったものの、ゴムシートでの受注回復や新規案件の受注等により、ゴム加工事業全体として前年同期を上回る売上となった。

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