車生産不振で減収減益 西川ゴムの21年3月期

2021年05月17日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業の2021年3月期連結決算は、売上高は802億3400万円で前期比17・5%減、営業利益は47億3500万円で同30・9%減、経常利益は60億2100万円で同19・6%減、当期純利益は26億9700万円で同39・9%減となった。

 地域別に見ると、日本は、自動車生産台数が前期比で減少し、売上高は444億4900万円で同16・3%減、営業利益は14億3100万円で同51・1%減となった。

 北米は、米国、カナダおよびメキシコともに自動車生産台数が前期比で減少した結果、売上高は200億8600万円で同24・5%減、営業損失は4億5400万円(前年同期は営業損失3600万円)となった。

 東アジアは、自動車生産台数がほぼ前期並みに回復し、売上高は133億300万円で同2・0%減。営業利益は、原価低減活動が奏功し、22億3200万円で同83・8%増となった。

 東南アジアは、経済活動の遅れが影響し、自動車生産台数が前期比で大幅に減少した結果、売上高は73億5000万円で同35・6%減、営業利益は15億4300万円で同51・1%減となった。

 2022年3月期通期の連結業績予想は、売上高が902億円で前期比12・4%増、営業利益が67億円で同41・5%増、経常利益が74億円で同22・9%増、当期純利益が51億円で同89・0%増を見込んでいる。

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