タイヤのサブスクMobox ブリヂストン、4月より開始

2021年04月15日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは4月12日、同社のグループ会社であるブリヂストンリテールジャパンが、乗用車用タイヤのサブスクリプションサービス「モボックス」の提供を、同社が運営するコクピット・タイヤ館で4月1日より開始したと発表した。

 自動車業界は大変革の時代を迎え、MaaSやCASE化の波が加速し、顧客の生活スタイルや消費スタイルも変化している。同社グループはこの変化に対応して、「タイヤに安心感と気軽さを」というコンセプトで、サブスクリプションサービス「モボックス」を提案する。

 「モボックス」は、タイヤとメンテナンスを月額定額で利用できるサブスクリプションサービスで、専門知識を持ったスタッフによる使用用途に合わせたタイヤの提案と組替・脱着に加え、パンク補償、定期的な安全点検や各種メンテナンスなど、安心感のあるサービスを気軽に利用することができる。同社は「モボックス」を通じて、顧客の安心・安全な移動を支え、タイヤを適切に管理し長く利用してもらうことで資源生産性の向上に貢献するとともに、適正空気圧を保つことで燃費悪化を抑制しCO2排出量の削減にもつなげていくとしている。

 同社グループは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンを掲げ、中期事業計画を推進している。コアであるタイヤを「創って売る」タイヤ事業と、タイヤを使ってもらう段階で価値を提供するソリューション事業を連動させることで、提供する価値の増幅・拡大を目指している。実現に向けては、「断トツ商品」「断トツサービス」「断トツサービスネットワーク」とデジタル技術を組み合わせた同社グループ独自のプラットフォーム「Bridgestone T&DPaaS」をベースに、「断トツソリューション」を提供していくとしている。

 

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