積水化学工業入社式 加藤社長「上向きのスパイラルへ」 

2021年04月02日

ゴムタイムス社

 積水化学工業は4月1日、積水化学グループの入社式を開催し、加藤敬太社長が新入社員を前に挨拶を行った。
 今日、新入社員の皆さんに申し上げたいのは、仕事を通じて自分自身の成長を常に意識してほしいということです。2030年に向けた長期ビジョンの達成には、皆さんの成長が不可欠です。
 「上向きのスパイラル」という言葉を私はよく使います。例えば、企業が好業績を続ければ、その勢いのもとにヤル気や様々な才能のある人材が集まり、その多様な人材の活躍によってさらに業績が上がるというようなことです。逆のケースである「下向きのスパイラル」から「上向きのスパイラル」に転換させるためには、大変なエネルギーが必要です。
「上向きのスパイラル」を続けるためには、「自分に言い訳をしない」ことです。うまくいかない時は、自分に言い訳をするのではなく、どうすればこの状況を改善できるのかを考え抜いて、自分自身で実行したり、上司や関連部署へ提案するなど、「前向きな行動に転換」してもらいたいと思います。そういった一段上の行動を目指す姿勢は必ず相手に伝わり、「上向きのスパイラル」を呼び込み、競合相手やライバルとの差をつけるのだと思います。
皆さんのこれからの社会人生活には、高く大きな壁にぶつかる日もあると思います。しかし、その壁を乗り越えた先に「上向きのスパイラル」は続いています。自身の無限の可能性を信じて、自分に言い訳をせず仕事に対して前向きに取り組み、挑戦を続けてください。
一人ひとりの成長、「上向きのスパイラル」が積水化学グループの持続的な成長の原動力です。これから一緒に頑張っていきましょう。

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー