ブリヂストンBRMが特別賞 日本でいちばん大切にしたい会社大賞

2021年03月16日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは3月11日、同社のグループ会社であるブリヂストンBRM(以下、BBRM)が8日に「第11回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」において審査委員会特別賞を受賞したと発表した。

 「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」は、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞実行委員会、法政大学大学院中小企業研究所、人を大切にする経営学会が主催し、①従業員とその家族、②外注先・仕入れ先、③顧客、④地域社会、⑤株主をはじめとするステークホルダーを大切にし、人の幸せを実現する行動を継続して実践している会社の中から、その取組が特に優良な企業を表彰することで、他の企業の範とすることを目的としている。

 BBRMは、目指すべき姿を「全ては未来の子供たちの為に」と定め、未来の子供たちが健やかに暮らせる「持続可能な社会の実現」に向け、リトレッドタイヤの製造・販売を通じて顧客・地球環境への貢献に取り組んでいる。また、「社員を大切にする」「チームワーク」を従業員共通の価値観と位置付け、「社員がいきいきと働ける職場づくり」に取り組んでいる。今回の審査員会特別賞の受賞は、こうした取り組みが評価された。

 同社グループは「2050年にもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンをかかげ、サステナビリティを経営の中核に据え、ビジネスのあらゆる面でサステナビリティを実現するビジネスモデルの構築に取り組んでいる。使用済タイヤのトレッド部分を貼り替え、再利用するリトレッドサービスは、安全性・環境性・生産性・経済性の向上を実現し、タイヤの使用段階における資源生産性の向上や、CO2削減に貢献する、同社の技術とビジネスの中核を担うソリューションとなっている。BBRMは、主にトラック・バス用のリトレッドタイヤの製造・卸販売を担い、同社グループの国内リトレッド事業を支えている。

 

人を大切にする経営学会坂本会長(右)と須藤BBRM社長

人を大切にする経営学会坂本会長(右)と須藤BBRM社長

 

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