化学事業は回復基調 宇部興産の4~12月期

2021年02月03日

ゴムタイムス社

 宇部興産は2月2日、21年3月期第3四半期決算発表会を電話会議方式で開き、藤井正幸常務執行役員CFOが説明した。それによると、21年3月期第3四半期売上高は4389億5200万円で前年同期比11・8%減、営業利益は138億2700万円で同45・6%減、経常利益は105億6900万円で57・6%減、四半期純利益は89億7300万円で同40・9%減となった。

 セグメントのうち、化学の売上高は1797億円で同16・4%減、営業利益は15億円で同85・7%減となった。合成ゴム事業は製品市況が下落したことに加え、タイヤ用途を中心に国内での出荷が大幅に減少したことから減収減益だった。ただ、合成ゴムやナイロンラクタムなどが含まれる化学は

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