自動車用ホース新会社設立 住友理工、ベトナム2拠点目

2020年09月03日

ゴムタイムス社

 住友理工は9月1日、自動車用ホース製造・販売の新会社SumiRiko Vietnam(仮)をベトナム社会主義共和国に設立することを決定したと発表した。同社の自動車用ホース製造拠点のベトナム進出は2拠点目となる。

 新会社は、首都・ハノイの中心部から北44kmに立地するビンフック省内の第3タンロン工業団地内に設立し、ベトナム国外向けのゴムホース製造を担う。操業開始は2022年秋を予定しており、2024年度にかけて順次拡大していく。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、世界の自動車生産台数は、前年比で大幅な落ち込みが予想されている。一方、中国ではいち早く販売数量が持ち直すなど、自動車産業は回復の兆しを見せ始めている。

 同社グループの自動車用ホース事業は、世界6極で製品開発・供給体制を構築してきた。世界中で発生する貿易摩擦やコロナ禍の現状などを踏まえ、サプライチェーン(供給網)の多元化・分散化によるリスク回避や、顧客の近くで製品を生産し、迅速に供給する「地産地消」の観点から、事業拠点の見直しや再編を積極的に進めている。また、中国を筆頭に、旺盛な需要を見せる国々での事業拡大に向け、十分な生産能力を確保するために、グループ・グローバルでの拠点網再編策として、ベトナムに新拠点を設けることとした。

 同社グループは、自動車用ホース事業において、東南アジアでは同国内にすでに1拠点を持つほか、タイやインドネシアにも製造拠点を有している。これらに新拠点を加えることで、より高品質で競争力のある製品の供給を実現する。さらに、これらの施策を通じて、グループ全体でより筋肉質な経営体質の確立を進めていくとしている。

 

新会社で製造するゴムホース

新会社で製造するゴムホース

 

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