搬送ベルト商社特集 ベルト需要は減少傾向に 運送問題が各社共通課題

2020年04月20日

ゴムタイムス社

 搬送ベルトは資源開発、製鉄、発電といった重厚長大産業から、食品や物流、医薬品にいたるまで、多種多様な分野の搬送システムを担っている。そのなかで、搬送ベルトを取り扱う商社ではユーザーの細かなニーズや市場動向を把握し、新たな商品発掘につなげる役割を持ち、ベルト業界の発展に寄与してきた。

 特に、近年は製品の企画・開発段階から主体的に関わるケースが増えている。このため、各社が求められる役割もより高度なものとなっている。

 そこで弊紙は、搬送ベルト商社の現況を知るべく、各商社に売上や製品の価格動向など尋ねるアンケートを実施した。
 まず、「19年1~6月の売上実績(対前年同期比)」の設問では、「横ばい」が約50%と過半を占め、次いで「やや下降」が約25%

全文:約1138文字

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