固定費増で各利益2桁減 相模ゴムの4~12月期

2019年02月13日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の2019年3月期第3四半期連結決算は、売上高が47億300万円で前年同期比6・5%増、営業利益は8億6900万円で同25・0%減、経常利益は8億1000万円で同35・6%減、四半期純利益は5億1900万円で同45・7%減となった。

 セグメント別では、ヘルスケア事業は、売上高が35億6900万円で同7・9%増、営業利益は11億8400万円で同12・2%減となった。サガミオリジナルが販売20年を迎え、サガミオリジナル0・01の販売数量が漸増したものの、生産効率の悪化や設備投資により固定費が増加した。

 通期予想の修正はなく、売上高が63億円で前期比6・6%増、営業利益は14億円で同5・3%減、経常利益が14億円で同21・0%減、当期純利益が10億円で同23・6%減を見込んでいる。

 なお、プラスチック製品事業は、売上高が9億3300万円で前年同期比1・7%減、営業利益は3000万円で同73・5%減となった。原油・ナフサ価格が乱高下する不透明な状況下、販売価格の動向に注視しつつ、継続的なコスト削減と加工進捗度の向上、新製品開発に努めた。

 

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