白石カルシウム 社章(CSマーク)認知向上に力 顧客満足の想い込めたデザインに

2018年08月07日

ゴムタイムス社

 炭酸カルシウムのパイオニア企業である、白石カルシウム(大阪市北区、白石恒裕社長)がCSのロゴが入った社章の認知向上に努めている。

 1979年に作成され、来年で40周年を迎えるこのCSマークは、1959年に関係会社を吸収合併し現社名の白石カルシウムになってから20周年となった際の記念事業の一つとして作成し、現在に至っている。

 CSマークは商品包装を始め、ホームページや商品カタログ、会社パンフレットなどにも印刷されているが、「お客様からは白石カルシウムであればSCのほうがいいのではないか」(同社担当者)の声もあるという。

 そうした中、CSマークの楕円デザインに込めた想いについて、同社では白石グループの2つの中心軸で来年創業100年を迎える親会社の白石工業と、白石カルシウムの「二心同円」をモチーフにしたものであるとともに、C=カスタマー(お客様)とS=白石カルシウムを一つの円で結びたいというビジョンを示している。

 また、CSマークのCとSは「Calcium of Shiraishi」=白石カルシウムでありカルシウムの白石である、という炭酸カルシウムを忘れない心の象徴であるほか、Customer Satisfaction=お客様を満足させたいという願望を示したものでもある。

 さらに、CSのCには創造(Creative)、信用(Confidence)、挑戦(Challenge)が、Sには迅速(Speed)、誠意(Sincerity)、奉仕(Service)という同社が目指す方向性が込められており、まさに同社が掲げる「CS精神」を象徴したデザインとなっている。

CSマークが入った「ST-BCK」

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