日本ミシュランタイヤ 国際農業機械展に出展

2018年07月13日

ゴムタイムス社

 日本ミシュランタイヤは7月12日、北海道帯広市で同日から16日まで開催される「第34回国際農業機械展in帯広」に出展すると発表した。

 会場では、昨年パリの農業機械見本市SIMAで技術革新賞ゴールドを受賞した「ミシュラン エボビブ」や、季節を問わずオンロードで使用が可能な小型建設機械用の「ミシュラン クロスグリップ」、日本では初めて製品化したエアレスラジアルタイヤとなるスキッドステアローダー用の「ミシュランXトゥイール」など、オフロードでもオンロードでも農業の生産性・安全性・快適性を向上させる11種類のタイヤを紹介する。

 展示製品のうち、ミシュラン エボビブは、革新的な技術による斬新なトレッドとケーシングで、目的に合わせて空気圧を変更できるCTISとの組み合わせにより、道路・畑で優れたパフォーマンスを発揮する。

 ミシュラン クロスグリップは、主にオンロードで作業する小型建機車両用に開発された通年使用が可能なマルチパーパスラジアルタイヤで、道路・草地・雪上用となっており、2018年9月の発売予定。

 ミシュランXトゥイールSSL・ATは、スキッドステアローダー用エアレスタイヤで、優れた乗り心地により作業者の疲労を低減し、パンクによる作業中断がないため生産性を向上させるのが特徴で、2019年発売予定。

 ミシュラン アグリビブ2は、硬い茎を持つ作物の収穫後走行時における外傷抵抗を低減させる新たなトレッドデザインとコンパウンドを採用している。

 ミシュラン アキシオビブは、主に250HP以上のトラクター用で、優れた牽引力と土壌保護を可能にし、丈夫でありながら弾力性を両立した革新的なケーシングにより、耐久性や耐荷重性を犠牲にせず低空気圧で使用可能となっている。

 ミシュラン カーゴエックスビブは、大型トレーラーや大型スラリーワゴン牽引時に優れた土壌保護力を発揮し、翌年以降の作物の生育への影響を抑制する。

 ミシュラン セレックスビブは、低圧で使用できるハーベスタ用タイヤで、斜面における稼働でもエッジ効果により安全性が高まる。

 ミシュラン ビブロードHSは、硬い路面で作業する小型建機用で、ユニークなダイヤモンドブロックによりステアリング時にもエッジ効果が発揮され、油分が高い路面でも安全性が高い。

 ミシュラン ビブスチールATは、スキッドステアローダーやミニローダー用で、大きく開放されたトレッドによるセルフクリーニング性能と牽引力や、3枚のスチールプライによる傑出した耐貫通性能などにより、スリップの多い酪農現場からパンクリスクの高い建設現場まで幅広い現場での活躍が期待できる。

 ミシュラン オムニビブは、標準の偏平率85%のタイヤのリムを使用したままで70%の偏平タイヤ化を可能にし、スタンダードタイヤよりグリップ力の強さ、耐久性、路上での快適さ、わだちの減少が期待でき、設置面がワイドなため土壌圧縮を低減する。

 クレベール クロプカーは、ミシュランのセカンドブランドであるKLEBERの管理作業用タイヤで、ミシュランと同工場で生産している。

 

 

出展ブースイメージ

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