CMB特集 竹原ゴム加工 生産量増加で納期対応強化

2018年06月01日

ゴムタイムス社

 

 

 竹原ゴム加工の上半期(17年9月~18年2月)の需要動向は、前期の好調さが続いており、売上高が前期比約13%増となった。生産量も過去最高ペースである月産約900トンの生産量になるほど、数量ベースで大幅に伸長している。

 増加要因として、コンパウンドでは自動車関連や半導体、弱電などが増えたとのこと。品目別では、前期から好調な伸びを見せているフッ素ゴムやアクリルゴムは、今期に入ってからも増加傾向になっており、EPやNBRなどの一般の合成ゴムも今期から伸長した。

 そのため、生産量の増加に合わせ、従業員を増員したほか、海外スタッフも雇用することで対応している。

 中島社長は「フッ素ゴムの需要は月に約60トンの数量だったが、現在は月に約80トンまで増えている」とし、フッ素ゴムの需要増への対応とバックアップの必要性から、建設したフッ素ゴム専用ロール練り工場(第3工場)も既に

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