バンドー化学 在宅勤務制を導入 働き方改革推進の一環

2018年05月01日

ゴムタイムス社

 バンドー化学は4月27日、家族の育児や介護に携わる社員などを対象に、在宅勤務制度を導入したと発表した。

 対象は、家族の育児や介護が必要な社員、また、疾病療養中の社員などで、一定の基準を満たせば在宅での勤務を認める。通勤の負担を軽減し、仕事と生活の両立を支援するために導入する。導入は4月から。

 少子高齢化や夫婦共働き世帯の増加などの社会環境の変化を踏まえ、困難に直面する従業員を制度面でサポートすることで、時間の有効活用を促し、従業員が同社で活躍することを期待する。

 同社は、従業員の心身の健康がグループ発展の基盤になると考え、健康増進活動を推進し、ワークライフバランスの向上に取組んでいる。

 今年4月には働き方改革部を新設し、業務を効率化し仕事と生活における時間を有効活用できる仕組みづくりとその運用を進めている。

 同社では、2017年4月に従業員が家族の転勤や介護のために勤務地の変更を希望できる制度や、育児や介護などのため退職した従業員が再雇用を申し出ることができる制度を導入している。

 

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