ゴム用機械特集 加藤事務所 新規事業開発に注力

2018年02月23日

ゴムタイムス社

 ゴム原材料をはじめ、ゴム製品、ゴム機械の販売とコンサルタント事業を行う加藤事務所(東京都中央区、加藤進一社長)。

 ゴム用機械では、日系企業の国内・海外拠点で販売。ニーダーやロール、SPM、BOMなどを得意とする「ニーダーマシナリー(ニーダー社:台湾)」や、プレスや射出成形機と真空プレスなどを手掛ける「ジンダイ機械工業(台湾)」の販売は、国内外で豊富な納入実績を誇っている。

 17年9月期のゴム用機械の需要動向は、日本国内が大型機械のスポット案件があったほか、国内工場のBCPの観点から設備投資があり堅調に推移した。一方、海外向けはゴム用機械の市場が一巡したものの、インドネシアやフィリピン、タイなどで需要があった。

 その結果、ゴム用機械の売上高は前年と比較して伸長した。前期を振り返り、加藤社長は「台湾機械の認知度が年々高まっており、お客様が機械を購入する上で、台湾機械が選択肢のひとつになってきた。海外はもちろん、国内でも増設や入れ替えなどで台湾機械の導入が進んできた」と手ごたえを感じている。

加藤社長

 今期の戦略については、加藤社長は「

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