日本バルカー決算 4~12月期 営業利益が4割増

2018年01月31日

ゴムタイムス社

 日本バルカー工業の2018年3月期第3四半期連結決算は、売上高が351億6100万円で前年同期比9・8%増、営業利益は40億4900万円で同39・0%増、経常利益は41億2100万円で同46・8%増、四半期純利益は27億5800万円で同72・5%増となった。

 シール製品事業については先端産業市場向けの販売の伸長に加え、機器市場やプラント市場に向けた収益拡大策の効果などにより、売上高は240億400万円で同15・0%増、セグメント利益は35億3400万円で同73・1%増となった。

 機能樹脂製品事業は機器市場・プラント市場販売の拡大により、売上高は91億4400万円で同8・4%増となったものの、原材料価格の上昇による影響やM&Aによるのれん償却の計上を反映し、セグメント利益は3億5100万円で同37・9%減となった。

 その他事業では、前年同期のシリコンウエハーリサイクルの特殊案件の寄与が影響し、売上高は20億1200万円で同26・0%減、セグメント利益は1億6300万円で同46・3%減となった。

 通期の連結業績予想は、第1四半期発表時の上方修正をさらに上方修正し、売上高が465億円で前期比6・6%増、営業利益が52億円で同27・9%増、経常利益が52億円で同32・3%増、親会社株主に帰属する純利益が34億円で同44・8%増を見込んでいる。

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー