西川ゴムの17年3月期 増収で営業益が4割増加

2017年05月18日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業の2017年3月期連結決算は、売上高が928億4400万円で前期比3・2%増、営業利益は93億9300万円で同41・7%増、経常利益は96億1100万円で同45・4%増、独占禁止法関連損失を特別損失として計上した結果、当期純損失は69億1400万円(前年同期は純利益36億5400万円)となった。

 自動車用部品事業については、国内外ともに自動車生産台数が対前年比で増加した結果、売上高は882億2500万円で同3・2%増となった。営業利益については、国内では能率・歩留まりなどの生産性指標が堅調に推移したことに加え、メキシコとインドネシア子会社の収益が改善したことが寄与し、営業利益は89億500万円で同44・4%増となった。

 一般産業資材事業は、新設プレハブ着工戸数が前年を上回った結果、売上高は46億1800万円で同4・0%増。営業利益は原価低減活動が奏功し、4億8700万円で同5・2%増となった。

 2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が910億円で前期比2・0%減、営業利益は85億円で同9・5%減、経常利益は90億円で同6・4%減、純利益は60億円を見込んでいる。

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