【合成ゴム特集】日本ゼオン S―SBR新会社で拡販へ

2017年04月10日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンが住友化学と合弁で設立した溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S―SBR)の新会社「ZSエラストマー(ZSE)」が4月3日から営業を開始した。

 新会社は両社のS―SBR事業の販売と研究開発を行う。資本金は4億5000万円。出資比率は日本ゼオンが60%、住友化学が40%。

 両社の技術面でのシナジー効果が期待され、S―SBRのさらなる事業強化を図る。ZSEは日本ゼオン、住友化学および両社の子会社が製造する製品を購入して販売する。

 日本ゼオンのS―SBRの製造設備は、徳山工場(年産5万5000t)、シンガポール工場第1期(同3万5000t)、同第2期(同)と合わせ合計12万5000t。住友化学の千葉工場(年産8000t)、シンガポール工場第1

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