ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイの天然ゴム政策の行方は 2014年10月20日 10時 今年に入り、天然ゴムの輸入価格が下落し続けている。 ここ数年の天然ゴム需要増の主役だった中国経済の成長鈍化に加え、タイ政府が4月に22万tに上る在庫売却を発表したこと(反響が大きく、延期された)もあった。 また、リーマンショック直前に作付面積を増やしたゴムの木で、今年から樹液採取が始まったことに……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 エボラ感染拡大防止で天然ゴム農園に支援金 2014年10月7日 15時 西アフリカを中心に感染が拡大しているエボラ出血熱の治療および感染拡大防止に向けた取り組みを支援するため、ブリヂストンがグループ全体で合計約1億円相当の寄付を行うことを決定した。 ブリヂストングループは西アフリカ地域ではリベリアにブリヂストン アメリカス インク(BSAM)の子会社であるファイアス……
ゴムタイムス社 取材メモ 新しい商号で新分野の開拓へ 2014年10月6日 12時 毎年秋に開催されている国際福祉機器展。今年は10月1日から3日間の開催となった。 奇しくも、この開幕日は東海ゴム工業が新商号「住友理工」を実施した日。同社はこの記念すべき日から始まる同展に出展し、独自開発の触覚センサー「スマートラバー(SR)センサ」を搭載した介護支援製品の展示と実演を行った。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 人材育成に終わりはない 2014年10月6日 10時 仕事柄、毎日のように経営者に話を聞く機会がある。需給動向や収益のこと、注力製品について話を聞いていくと、最後には「人材」にたどり着く。そして、社員教育の必要性と難しさに話が進んでいくのだ。 あるゴム用機械メーカーの経営者は「中堅の社員も育ちつつあるが、一人ずつを見るとどうしても物足りなさがある……
ゴムタイムス社 取材メモ やはり英語力は必要だ 2014年9月29日 12時 避妊具・性感染症予防具の国際規格を議論する「第31回ISO/TC157東京国際会議」が先日、東京・両国で開催され、取材に訪れた。大相撲の秋場所が行われている国技館の脇を通り、会場のKFCホールに入ると、それまでのいかにも日本的な風景とは全く異なる
ゴムタイムス社 取材メモ クラッカー定修でブタジエン需給タイト 2014年9月29日 12時 天然ゴムの過剰供給による価格下落でブタジエン需給が緩み、連動して合成ゴムの市況軟化が続いている。 そのブタジエン価格は、国内はじめ、韓国、台湾のエチレンクラッカーの定修計画を受け、9月中旬にはアジア市況でトン当たり1500ドル前後までに回復してきた。 ブタジエン供給サイドのエチレンクラッカーの……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月経常利益ランキング 2014年9月29日 12時 上場ゴム企業の2015年3月期第1四半期決算の経常利益をランキングした。 自動車生産は中国や北米で堅調、国内でも生産が維持されたものの、
ゴムタイムス社 取材メモ よその客をどう振り向かせるか 2014年9月29日 10時 取材で展示会を訪れる機会が多い。各展示会には流通、食品、メディカル、環境などのテーマがあり、最新技術とサービスを紹介する場であるとともに、異業種が出会う場にもなっている。 9月17~19日に東京ビッグサイトで開催された「N PLUS(エヌプラス)2014」には、多様なテーマ設定がされていた。「軽量……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤ通販にアマゾンが本格参入 2014年9月22日 12時 カー用品小売り最大手のオートバックスセブンは、アマゾンで購入したカー用品を取付・交換するサービスを9月10日より、全国のオートバックスグループ448店舗で開始すると発表した。購入者はアマゾンで対象カー用品を購入し、商品代金を精算。商品購入後、最寄のオートバックスの対応店舗を検索し、取付・交換サービ……
ゴムタイムス社 取材メモ 運送事業の労働災害を減らすために 2014年9月22日 12時 先日開催された「国際物流総合展2014」では、アトムとミドリ安全が初めて出展していた。 同展の対象業種である陸上貨物運送事業は、
ゴムタイムス社 取材メモ 松鯉印の伝統を伝えるシリカ 2014年9月22日 10時 エボニックグループのDSL.ジャパンが製造する湿式シリカ「CARPLEX(カープレックス)」には、商標として松葉と鯉をあしらった通称「松鯉印」が今も使われている。 同社赤穂工場は、1917年(大正6年)の創業。当時は
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月売上高ランキング 2014年9月8日 12時 主要上場ゴム企業の2015年3月期第1四半期決算が出揃ったのを受け、第1四半期の売上高をランキングした。 消費増税の影響が懸念されたものの、
ゴムタイムス社 取材メモ 海外市場動向に対する建機工会員の見方 2014年9月8日 12時 日本建設機械工業会が先日発表した14年度と15年度の建設機械需要予測の中で、海外需要予測の背景となる海外市場の動向に対する会員の見方が示されていた。 北米市場については
ゴムタイムス社 取材メモ エコカーにオール熱可塑性CFRP 2014年9月8日 12時 帝人㈱のメディア関係者との懇親会会場に、熱可塑性炭素繊維複合材料「熱可塑性CFRP」のパネル展示が行われていた。炭素繊維は、
ゴムタイムス社 取材メモ 建機工会員の国内経済に対する見方は 2014年9月1日 12時 日本建設機械工業会が14年度と15年度の建設機械需要予測を発表したが、その中で、国内需要予測の背景となる「住宅投資」「民間設備投資」「公共投資」に対する会員の見方が示されていた。 住宅投資については、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 エボラ出血熱の感染拡大防ぐゴム手袋 2014年9月1日 12時 西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱。「基本的な医療資材があれば感染の多くは避けられた可能性がある。避けられなかったとしても、症状は抑えられていたかもしれない。その中でも真っ先に必要とされているのが使い捨てのゴム手袋だ」と最前線で働く病院関係者の声が伝えられている。発生初期、医療従事者は手……
ゴムタイムス社 取材メモ 横浜ゴムとコンチネンタルの今後は 2014年9月1日 10時 先ごろ、コンチネンタルタイヤ(独)の日本法人「コンチネンタルタイヤジャパン」が営業を開始した。 コンチネンタル社製品の日本市場における販売に関しては、02年4月に
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 重要性増すビジネスでのIT利用 2014年8月25日 12時 信金中央金庫の地域・中小企業研究所による中小企業のIT活用に関する調査で、7割以上がインターネットを活用していることが分かった。 事業上でのインターネットの活用に関する質問に対し「活用している」と答えた企業は71・8%、「活用していない」と答えたのは28・2%だった。「活用している」の内訳を見ると
ゴムタイムス社 取材メモ 新品と変わらぬ中古ゴム用機械 2014年8月11日 12時 以前、語録で加藤進一・加藤事務所社長の「米国では中古が主流で、タイヤメーカー以外の工業部品メーカーは、どこも新品の機械は買わない」という言葉を紹介したことがある。 米国では、
ゴムタイムス社 取材メモ 企業メセナ再び 2014年8月11日 10時 「メセナ」という言葉をあまり聞かなくなって久しい。「企業による芸術文化支援」は、1990年前後のバブル期に音楽や舞台、展覧会への資金提供を中心に盛んに行われたが、バブル崩壊により一気に下火となった。 ただ、その後も地道に芸術活動を支援する企業は存在した。社会の成熟とともに企業の社会的責任が重要……
ゴムタイムス社 取材メモ 工業用品CMがTVで放映 2014年8月4日 12時 インテックス大阪で開催された「下水道展14大阪」で、カナフレックスコーポレーションのブースでは、下水道の老朽化対策に、自立更生管「KanaSlip工法」を大々的にPRしていた。そのCM映像が第143回全英オープンゴルフのテレビ放映時に流れていた。 一般消費者向けの広告が主流の中で、タレントを起用……
ゴムタイムス社 取材メモ 求められる中小企業と若年層の安全対策 2014年8月4日 12時 日本ゴム工業会の幹事会で、2013年の労働災害発生状況調査の結果が報告された。調査期間は13年1~12月の1年間。会員113社のうち85社から回答があった。回答率は75・2%。 休業者数は、88社から回答があった前回の12年実績では100人だったものが、
ゴムタイムス社 取材メモ 反動減は想定内だったのか 2014年8月4日 10時 4月の消費増税による仮需の反動減は、どの企業にとっても大きな懸念材料だった。ただ、ふたを開けてみると「4~6月は、思ったほど落ち込まなかった」と安堵した反応が多く、7~9月の回復に期待する声が高まっている。 今後の企業活動の発展には、内需の回復とともに、円安を背景にした輸出の堅調な伸びも必要だ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コンドームにとって記憶に残る年 2014年8月4日 10時 日本ゴム工業会の一般社団法人化に伴い、同工業会コンドーム協議会は4月からISO/TC157国内審議委員会に移行した。TC157は、ISOにある224の専門委員会のうち、避妊具及び性感染症予防具分野の標準化を担っている。 日本のコンドーム市場は少子高齢化によって輸出が国内向けを上回っており、また……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 求められる軽専用タイヤ 2014年7月28日 12時 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会がこのほど発表した、2014年上期(1~6月)の車名別販売台数によると、ダイハツ工業の軽自動車「タント」が13万5688台で首位となった。 同車以外では、5位「デイズ」(日産自動車)、6位「N―BOX」(ホンダ)、7位ワゴンR(スズキ)など、上位10車……
ゴムタイムス社 取材メモ メキシコでの人材確保 2014年7月28日 12時 日本企業が世界中に進出するにつれ、様々な課題に直面するようになっている。 前回はインド市場が思ったほど成長せず、期待外れだったと関係者が困惑していることを書いたが、今回は
ゴムタイムス社 取材メモ シリコーンが記した第一歩 2014年7月28日 10時 地球の表層を構成する成分の中で最も多い元素は酸素で、次に多いのがケイ素(Si)だという。無機と有機の性質を兼ね備えた合成樹脂「シリコーン」の主原料だ。 シリコーンは耐熱性や耐寒性、耐候性、撥水性に優れ、厳しい環境下において安定性と耐久性を有しており、多くの産業分野で活用されている。 先日、東レ……
ゴムタイムス社 取材メモ オンリーワンポリマーの「RB」 2014年7月28日 8時 ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー「RB」(シンジオタクチック 1,2-ポリブタジエン) はJSRが開発し、世界唯一のメーカーとして供給しているオリジナルポリマー。1,2-結合を90%以上含み、平均分子量が10数万~20数万、結晶化度が約15~35%に調節されたユニークな特長を有し、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 活発化する持続可能な原料開発 2014年7月21日 12時 コンチネンタルタイヤがタンポポ由来のゴムの開発で、欧州の環境技術に関する賞を受賞したと発表した。住友ゴム工業の100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ100」も、2月に欧州で同様の賞を受賞しており、ゴム・樹脂関連で持続可能な原料開発が活発化していることを示している。 コンチネンタルの研究は、ロ……
ゴムタイムス社 取材メモ 作り手も楽しんだ展示ブース 2014年7月21日 12時 展示会に出展する各企業にとって、どれだけ来場者の目に留まるブース作りをするかが重要になってくる。 先ごろ開催された「FOOMA JAPAN2014」で三ツ星ベルトが施したディスプレイには、来場者も楽しめる要素が散りばめられていた。 同社は例年「FOOMA JAPAN」に合わせて新製品を発表する……
ゴムタイムス社 取材メモ 期待外れのインド市場 2014年7月21日 12時 化学メーカーや商社などは、合成ゴムや熱可塑性エラストマーなどの海外市場での販売を積極的に進めている。中でも巨大市場であるインドで拡販を図っているメーカーや商社が多いが、思ったほど成果が上がらず、期待外れだとする声がちらほら聞こえるようになっている。 ある化学メーカーの担当者は
ゴムタイムス社 取材メモ Bマークって何? 2014年7月21日 10時 「B」という大文字だけのバナー広告を何度か見かけた。 通常のバナー広告では、クリックさせるために刺激的なキーワードが並ぶことが多いが、このバナーは「B」という大文字以外の情報は一切なく、不思議なバナーだと話題に上がっていた。 その謎が、先日開催されたブリヂストンスポーツの新ブランド発表会で解け……
ゴムタイムス社 取材メモ 新製品開発へ既存技術活用 2014年7月14日 12時 藤倉ゴム工業の中光好社長は、7月4日に行われたアナリスト・ミーティングで「技術の裏付けがなければ、企業規模は拡大しない」と述べるとともに、新しい技術を開発するだけでなく、既存技術の改良・改善、新用途の開発により、新製品を生み出していく重要性を指摘した。 その一例として挙げたのが、ゴルフのカーボ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 国際規格の議論を有利に進めるために 2014年7月14日 12時 毎年、国際規格のISOで様々な規格が決まっている。自国の規格に近い国際規格が実現すれば、国内と製品仕様をそれほど変更せずに外国で販売できることから、規格がどう決まるかは、1国の産業界にとって非常に重要だ。 そのためには規格を審議する委員会で議論をリードする必要があるが、最近は
ゴムタイムス社 取材メモ 搬送ベルト輸出が大幅減 2014年7月14日 10時 搬送ベルト輸出が極端に落ち込んでいる。 鉄鉱石の価格下落に伴う、オーストラリア鉱山会社での雇用削減や設備投資の絞り込みが要因の一つのようだ。 財務省統計による1月~4月の搬送ベルト輸出額は前年比38%減と大幅に落ち込んだ。国別で見ると、鉄鉱石、石炭向けが多いオーストラリアが前年比66%減、銅鉱山向……
ゴムタイムス社 取材メモ 環境対応の壁と落とし穴 2014年7月14日 10時 フタル酸フリーやハロゲンフリーなどの環境対応製品は、今やゴム製品全般に広がりつつある。しかし、その開発と製品化には大きな壁がいくつも立ちはだかっている。 まず、環境規制物質の代替品を使い、従来品と同じ性能が出せるかどうかという第1の壁。性能とコスト面の折り合いという課題もある。この壁が最も高く……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 耐放射線性ゴムの開発進む 2014年7月7日 12時 十川ゴムが先日、放射線遮蔽ゴムシートの販売を開始したと発表した。極東ゴムも5月に、高放射線下で使用できるゴム材料・製品を極東産業・早稲田大学と共同開発したと発表している。これらの会社以外にも、各社が耐放射線性ゴムをラインナップしており、この分野で研究開発が活発化していることが伺われる。 十川ゴ……
ゴムタイムス社 取材メモ 中古建機が海外に売れなくなる 2014年7月7日 10時 高圧用ゴムホースやゴムクローラの大口需要先である建設機械。今や、その5割以上はレンタル機が使用されているとのことだ。レンタル機がここまで普及した要因の一つに、海外で中古建機需要が旺盛だったことが挙げられる。 性能のいい日本製建機は、アジアを中心とした新興国で引き合いが多く、ものによっては他国製……
ゴムタイムス社 取材メモ 「薄型避妊具」国際規格への道のり 2014年7月7日 10時 今年9月16~19日の4日間、東京・墨田区のKFCホールで第31回ISO/TC157(避妊具及び性感染症予防具)国際会議が開催される。同会議の日本での開催は初めてとなる。 日本のコンドーム市場は、少子高齢化などにより輸出が国内向けを上回っている。海外市場では日本製「薄型コンドーム」に対するニーズが高……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 本格化する燃料多様化への取り組み 2014年6月30日 12時 トヨタ自動車が水素を燃料とするセダンタイプの燃料電池自動車(FCV)を、今年度内に発売することを発表した。いすゞ自動車とユーグレナも、次世代バイオディーゼルの実用化を目指すとしている。 こうした燃料多様化への取り組みは、将来的には燃料価格の低下に繋がり、ゴム業界にとってもメリットになるだろう。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム薬品が民芸品を変えた 2014年6月30日 10時 ゴムの加硫法は1839年にチャールズ・グッドイヤーが発見したとされている。研究室で居眠りをした彼のゴム靴に硫黄がこぼれ、ストーブで加熱された後、翌朝目覚めるとゴム靴の弾性が増していた、というのはよく知られたエピソードだ。 ところが、先ごろ東部ゴム商組の勉強会でゴム薬品について講演を行った有我望……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤメーカーの新たなブランド戦略 2014年6月23日 12時 ブリヂストンは6月13日、国際オリンピック委員会(IOC)と公式パートナー契約を締結した。これまで同社は主にモータースポーツを支援することでブランドイメージを確立してきたが、グローバル展開を加速させる中で、従来とは異なる戦略を練り始めているようだ。 同社は現在でも、様々なモータースポーツをサポー……
ゴムタイムス社 取材メモ 拡大するフコクの海外事業 2014年6月23日 11時 フコクは6月6日に開催した14年3月期決算説明会の中で、グループの現状を紹介した。 現在同社は8ヵ国に16拠点を設けており、現在、メキシコとチェコでも会社設立を進めている。 エリア別の売上では、依然として日本が最も大きく、次がアセアンその他地域、韓国、中国、北米と続く。 ただし、海外子会社の売上……
ゴムタイムス社 取材メモ ビッグサイトを俯瞰で見ると 2014年6月23日 10時 6月10日から4日間、東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN 2014 国際食品工業展」のバックヤードで、会場を俯瞰から撮影することができた。 撮影は開催中の毎日2回行われ、弊紙の記者が参加したのは初日13時のツアーだった。集まった報道関係者は係員に誘導されて移動。非常用通路を抜けて……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の13年度経常利益 2014年6月9日 12時 上場ゴム企業の2014年3月期決算の経常利益をランキングした。 海外での自動車生産の好調さに加え、国内での消費増税前の駆け込み需要で自動車生産や住宅着工件数などが増加、景気回復と復興需要、東京オリンピック関連のインフラ整備などで、土木建設機械や工作機械も好調だったことから、経常利益を大幅に増や……
ゴムタイムス社 取材メモ 太陽光発電事業の魅力 2014年6月9日 12時 オカモトの決算説明会の質疑応答で、太陽光発電事業をどう位置付けているか、という内容の質問があった。 これに対し、岡本良幸社長は、当初は「損しない程度にやろう」と思っていたものの「意外に成績がいいことから、第2期工場まで踏み込むことになった」背景を説明した。 岡本社長によると、太陽光発電設備の償……
ゴムタイムス社 取材メモ ベルトメーカーの海外売上比率が増加 2014年6月9日 10時 三ツ星ベルトは14年度3月期決算で、海外ベルト売上構成比が43・7%となり、国内ベルト売上構成比率を上回ったと発表。国内と海外が逆転したのは今期が初めてだという。海外売上高は、アジアを中心に順調に拡大したことに加え、為替レートが前期と比較して円安になったため、前年比33・3%と大幅に増加している。特に……
ゴムタイムス社 取材メモ スケールが違う海外の免震事情 2014年6月9日 10時 日本ゴム協会・接着研究分科会が主催したシンポジウムで、免震ゴムの最新動向を紹介した東京工業大学・西敏夫特任教授によれば、国内の免震建築物は累計で3000棟を超え、海外でも導入事例が増加している。ただ、そのスケールは桁違いのようだ。 2012年に開港した中国の昆明長水国際空港は、床面積50万㎡を超……
ゴムタイムス社 取材メモ 売上1兆円に向け社名を変更 2014年6月2日 12時 5月26日の取締役会で、10月1日から社名を「住友理工」に変更することを決議した東海ゴム工業。29日の決算説明会では、当然ながら記者から「自動車用防振ゴムで世界トップシェアである『東海ゴム』というブランドを、わざわざ変える必要があるのか」との疑念が示された。 それに対し久岡洋一常務執行役員は、中期経……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の13年度売上高 2014年6月2日 12時 主要上場ゴム企業の2014年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 13年度は、上期は景気回復の遅れにより低調に推移したものの、下期に入ると円安効果やオリンピック決定などにより景気が上向き、消費増税前の駆け込み需要もあって自動車生産台数などが増加、さらに米国やアジア市場を中心に海……