横浜ゴム ウレタン塗膜防水材を新発売

2015年01月14日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは1月9日、ビルやマンションなどの防水用途に使われるウレタン塗膜防水「アーバンルーフ」シリーズの主力商品である2成分形ウレタン塗膜防水材の「アーバンルーフNX」を2015年1月から販売開始したと発表した。

 従来の防水性能に加え、新たに断熱性能を付与したことが特徴で、外気温や直射日光による建物の温度上昇の抑制に貢献する。こうした断熱効果を持つウレタン塗膜防水材の商品化は業界初。

 従来品の2成分形ウレタン塗膜防水材「U―8000」は環境対応型で、トルエン、キシレンなどの有機溶剤を使わないほか、低比重化(軽量化)により建物の長寿命化や運搬時のCO2排出量削減に貢献している。「アーバンルーフNX」は従来品の特徴を継承しつつ、硬化剤に中空粒子を配合することで断熱効果を実現した(特許取得済み)。社内試験では「アーバンルーフNX」と遮熱効果のあるトップコート「アーバントップHシャネツ」とを併用することで最大で約8℃の温度上昇の抑制を確認した。

 近年、都市部のヒートアイランド対策として、屋上防水に遮熱塗料が採用されるケースが増えており、断熱、遮熱効果を持つ製品へのニーズが高まりつつある。同社では、断熱性能を有する「アーバンルーフNX」の発売により更なる拡販を目指す。

 ウレタン塗膜防水工法は液状のウレタン樹脂を塗布し硬化させて防水層を形成する。複雑な形状の下地でも施工できる、継ぎ目のないシームレスな仕上がりで美観に優れる、経年劣化し改修工事が必要になっても簡単な重ね塗りで済む場合もあるなど様々なメリットを有しており、近年の建物防水工事において需要が拡大している。

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