明治ゴム化成 山口に再生プラ工場を新設・移転

2014年12月15日

ゴムタイムス社

 明治ゴム化成は先ごろ、子会社の㈱筑波化成が広島工場の再生プラスチック生産設備を山口美祢工場(山口県美祢市)に移転し、14年10月より生産開始したことを明らかにした。

 筑波化成は1981年の創業時より、一貫してプラスチック製品のリサイクル事業を展開。現在、廃棄パレットや廃プラスチックを再生・加工し、樹脂パレットを製造している。

 従来の生産拠点は筑波工場(茨城県つくば市)と広島工場(広島県廿日市市)に有していたが、生産ラインの効率化および生産規模の拡大を図る目的で、新規に山口美祢工場を開設。それに伴い、14年8月に広島工場を閉鎖し、生産設備の移設を進めていた。

 同社によると、新工場は広島工場の約2倍となる2万8000㎡の敷地面積を持ち、製造建屋のスペースも拡大した。

 同社では生産の効率化と規模を拡大により、経営基盤もより強固になるとしている。

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