ブリヂストン レクサスLSにランフラットタイヤを装着

2014年10月24日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは10月23日、レクサスが10月16日から発売したセダン「LS」(一部改良車)に新車装着用オプションタイヤとして、ランフラットタイヤを納入すると発表した。

 ランフラットタイヤは、空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行できるため、急なパンクでも安全な場所まで移動して停車することができる。また使用されずに廃棄されることの多いスペアタイヤ(応急用タイヤ)が不要になることで、省資源化及び車両軽量化による燃費向上に貢献することが可能。

 また、今回新車装着される同社のランフラットタイヤは、空気圧が失われた状態でもタイヤ自体が車輌を支えられるように、タイヤ側面部のゴムを強化したサイド補強型ランフラットタイヤ。パンク時のたわみによるサイド部の発熱を抑える技術である「新サイド補強ゴム」や「クーリングフィン」を採用することで、ランフラット耐久性能(タイヤ内の空気が失われた後での耐久性)を維持しつつ、ノーマルタイヤと比べても遜色ない乗り心地を追求している。

 装着タイヤパタンはトランザ ER33で、サイズは2サイズ。

 同社はランフラットタイヤを普及させることで、「より安全で環境に優しい車社会の実現」に貢献できるとしている。

 「LS」は、洗練された力強さを表現したデザインや、エモーショナルな走りをもたらす走行性能のほか、世界最先端の先進安全技術の採用により、次世代LEXUSのフラッグシップにふさわしい進化を遂げている。

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