ISO/TC157の国際会議 ウエルカムレセプション開催

2014年09月22日

ゴムタイムス社

 ISO/TC157の国際会議のウエルカムレセプションが9月16日18時から、会場と隣接する第一ホテル両国で開催された。

 来賓を代表して藤代推進管は、「TC157(避妊具)総会に各国から参加頂きありがとうございます。ISO加盟国体であるJISC(日本工業標準調査会)を代表して、歓迎の言葉を申し上げます。今回、第31回目の総会にして初めて我が国での開催を喜んでおります。本TCの作成した最も重要な規格、IS04074(男性用コンドーム)は(当初は)家族計画の目的のため、そして(近年は)感染症予防の目的にも用いられ
ております。この医療機器は数多くの医療機器の中で、多分、唯一快適性をもたらすことのできる身近な医療機器でもあります。
避妊具を含む医療分野の国際標準化は、これらの国際規格を各国が国家規格として採用し、これをユーザである強制法規に引用されるなどして各国に普及していくものと承知しております。そのためには、本委員会による国際的なコンセンサスの形成が重要であり
ます。今後とも国際的に基準を統一し、国際流通を促進するために、本委員会の重要性は益々高まるものと思います。
JISCといたしましても、今後、本分野において我が固から国際提案ができるよう一層の貢献をして参りたい。最後になりますが、本開催に当たっては、国内審議団体である日本ゴム工業会、国内委員長の大村先生はじめ皆様のご尽力に改めて感謝申し上げます」とあいさつした。

 続いて、独立行政法人医薬品医療機器総合機構の佐藤岳幸上席審議役は「医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、医薬品の副作用などによる健康被害救済業務、薬事法に基づく医薬品・医療機器などの

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