コンチネンタル GreenTec Awardを受賞

2014年07月15日

ゴムタイムス社

 コンチネンタルタイヤは7月14日、ミュンスター大学フラウンホーファー分子生物学・応用生態学研究所(IME)との共同プロジェクト「RUBIN―タンポポから作られた天然ゴムの工業利用」が、GreenTec Award 2014を受賞したと発表した。

 同賞は、業界、学会、事業者団体およびメディアのエキスパート60名の審査委員によって選定される。今回の共同プロジェクトは、環境への取り組みにおいて優れた例であり、「オートモビリティ」カテゴリーにおけるパイオニア的な環境技術であると評価された。授賞式は、5月4日、ミュンヘンの世界最大規模の環境技術見本市であるIFATの開会式の場で行われ、ビジネス、スポーツおよびエンターテイメント界から集った1000人のゲストが出席した。2008年より開始された同賞は、環境および経済に関するヨーロッパ最大の賞で、14のカテゴリーで構成されている。

 同社とIMEが取り組んでいるのはロシアタンポポの工業利用で、ロシアタンポポには天然ゴムが豊富に含まれているだけでなく、一般的なゴムの木と異なり、熱帯気候以外の場所でも生育させることができる。この植物は栽培が簡単で、さまざまな温帯地域で育てることができ、農業には適さないとされてきた「耕作限界地」での生育も可能だ。

 アンドレアス・トップ副社長は、「タンポポゴムの導入で、同社の生産拠点への輸送距離が短縮され、貴重な雨林地帯を犠牲にすることなく、ゴムに対する世界的な需要増に対応できるようになる。世界の二酸化炭素排出量と生物多様性に持続可能な、好ましい影響を及ぼすだろう」とコメントしている。