小松原 ベルト洗浄機に小型FV機を搭載

2014年06月23日

ゴムタイムス社

 マイクロ波加熱装置をはじめ、ゴム設備機械、洗浄設備機械等を得意とする小松原(和歌山県和歌山市・玉置篤社長)は、このほどマルヤス機械の「ベルト洗浄ユニット」に同社の小型FV洗浄機が組み込まれることを発表した。

 同製品は、同社が小型FV洗浄機、マルヤス機械がコンベヤユニット、ハバジット日本がベルトを提供した3社合同で開発した製品。
 製品コンセプトは「少量の水で波動を起こし確実にベルトの汚れを落とす」というコンセプト。特長は少量の水で洗浄ができ、初期洗浄およびすすぎ洗浄だけで洗浄度ランクⅠ~Ⅱを実現したこと。

 同製品は自動運転で設定した時間に洗浄や停止ができることにより、作業の効率化を実現した。その結果、人件費の削減に寄与している。また洗浄機は移動式のため、既設のコンベヤまで移送し、ベルトを外すことなく複数台のベルトの洗浄も可能となった。清掃については、現場の作業者が簡単に取り外せるような構造になっている。同製品の特許は申請中。

 同製品は6月10日~13日に開催されたFOOMA JAPAN2014(国際食品工業展)で、マルヤス機械の出展ブースで初披露された。

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